腰痛は温める?冷やす? その②
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温めると神経の感受性が鈍くなるため、痛みは楽になります。
しかし温めることで関節内部の熱が増し、炎症が強まってしまいます。
日本は温泉国で昔から体を冷やすな!温めろ!と言われてきました。
痛みの箇所に使い捨てカイロを貼ったり、長時間の入浴をしたり温める方法を取り入れてる人も多いようです。
しかし表面的に痛みが緩和されても熱によってダメージを受けているタンパク質(人間の体の主成分)にさらに熱を加えることは関節内部の状態を悪化させてしまうことになります。
関節痛をはじめ、関節水腫(関節内に水が溜まること)や関節の変形などは過剰な熱が原因と言われています。
温熱療法で痛みが少し緩和されても、それ以上に関節内部は熱による破壊が進行してしまいます。
痛みが和らぐメリットより熱が蓄積してタンパク質が変性してしまうリスクの方が大きいのです。
昔から痛みのある所は温めるという習慣が治りにくい慢性関節痛を広めてしまっているのです。
その③へ続く
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