腰痛は温める?冷やす? その③
Comments : 0
氷嚢に氷と水を入れます。
(氷嚢が無い方はビニールなどで代用して下さい)
氷は溶け始めると0℃より温度が下がらない為、皮膚が低温やけどを起こしません。
※保冷剤は0℃以下になっていることがありますので、使用する場合は必ずタオル等で包んで下さい。
氷嚢を患部に直接当て20~40分かけて炎症による熱を取っていきます。
局所冷却する時は部屋を暖かくして患部以外は体温が下がらないように注意して下さい。
冷却する範囲は1ヶ所(多くても2ヶ所)までにしましょう。
それ以上冷却すると体温が低下して免疫力低下から風邪を引いてしまいます。
(詳しくは体表面の15~20%以内の冷却ならば体温が下がることはありません)
重要なポイントですので、守るようにして下さい。
局所冷却法の短所は冷却開始直後の3~5分に神経が敏感になる為、痛みを伴うことがありますが、それ以外の副作用はありませんのでご安心下さい。
副作用のない療法なので強い痛み止め(副作用も大きい)のような即効性は期待できませんが継続することで確実に根本的改善に向かいますので毎日の習慣になるようにしましょう。
(写真は首の痛み・頭痛がある時の冷やし方です。腰も同様に氷嚢を直接患部に当て冷やします)
痛い時に体で起こっていること、なぜ冷やす必要があるのか、冷やし方など
お分かりいただけましたでしょうか?
腰痛以外にも、膝の痛み・頭痛・寝違えなど、『痛い時にはまず冷やす』と覚えておいて下さい。
ご不明な点は 川口駅前整体院 までどうぞ!!