知ってますか?熱中症と熱射病と日射病の違い
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最近テレビなどでよく聞く『熱中症』
数年前までは熱中症ではなく『日射病』という言葉の方が
多く使われていたような気がします。
似たような言葉で、『熱射病』というのもあります。
それぞれ意味するところが違うんですが、分かりますか!?
正直言うと僕は同じものを指しているんだと思っていました。
下の図を見ていただくと分かると思いますが、
暑さによって障害が起きた状態をまとめて熱中症と呼びます。
熱射病は熱中症のなかの一つで、熱中症で最も重症な状態ということになります。
日射病という言葉は、正式な医学用語としては使われていないそうです。
熱中症という言葉は、炎天下の太陽光の影響や、
気温や湿度の高い環境にいる影響で起きる障害を含みます。
しかし、日射病はその言葉通り、太陽の光によっておきる障害しか含まないため、
熱中症という言葉に比べて狭い範囲しか示せません。
暑熱による障害は、日の当たらない室内によっても起きるため、
最近では日射病という言葉はあまり使われなくなっています。
近年では、日本救急医学会が救急現場の臨床医向けの
新たな熱中症の重症度分類を採用しています。
熱中症を重症度によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3段階に分けた方法です。
この救急医学会が提唱する分類は、「現場で対応可能」、「受診が必要」、「入院が必要」の3段階に単純化されています。
今後も改訂されていく可能性があるとは思いますが、
将来的に熱けいれんや熱疲労、熱射病などの言葉は
過去のものとなっていくのかもしれません。
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